マツケンの記録場

教育について

評価につながるは人間関係

昨日のジャーナルのテーマは、「最近感じたクラスメイトのよさは?」 ユーモアを交えながら、サポートしてくれた人への感謝の気持ちを書いていた人、クラスメイト全員分のよさを書いていた人。計3人分のジャーナルを今朝、紹介しました。笑いもあり、あたた…

こころもち

年度はじめ、校長先生から教えていただいた本。 育ての心〈上〉 (倉橋惣三文庫) 作者:倉橋 惣三 フレーベル館 Amazon オススメされた、「こころもち」を再読。 こころもち 子どもは心もちに生きている。その心もちを汲んでくれる人、その心もちに触れてくれ…

評価スケール②評価に関する取組

評価に関する取組を2つ、やってみました。 ①「生徒の評価スケール」をふり返りシートに用いる。 ②テストの点数をつけず、コメントを添えて返す。 やってみて、子どもたちはどう感じたのか、フィードバックをもらったので、それぞれまとめていきます。 ①「生…

自分に影響を与えた先生についての交流会を行って

学校の内外含め、あなたの学習と指導の両方に影響を与えた教師をリストアップし、自分の学び方や教え方にどう影響を与えているのかについて考えたこと(自分に影響を与えた先生 - マツケンの記録場)をもとに、交流会を行いました。 とても楽しかった! ぼく…

自分に影響を与えた先生

参加させていただいているプロジェクトで、元気な先生や元気な学校について考えています。 その取組のひとつ。 「学校の内外含め、あなたの学習と指導の両方に影響を与えた教師をリストアップする」 自分の学び方や教え方にどう影響を与えているのかを考え、…

読むとはどういうことか、学ぶとはどういうことか

先日の読書会で、読むとはどういうことかについて教えていただきました。恥ずかしながら、ブッククラブ関連の本を読んだことがあるにも関わらず、そして読書を中心に(教育について)学んでにるにも関わらず、「読む」ということが全く意識できていなかった…

元気とは?本質観取をやってみて。

学校を元気にする…そのために何ができるか考える中で、そもそも元気ってなんだろう?という疑問が湧いてきました。 とは言え、元気の捉え方は人それぞれです。ぼく自身は、「(心も身体も)やりたいことがやれる状態」かなぁと感じていました。やりたいこと…

評価スケール①

読んで実践しようと思ったことについてメモ。 聞くことから始めよう!:やる気を引き出し、意欲を高める評価 さくら社 Amazon 「学びの上限をなくす」 パーセンテージ評価では、残念なことに、究極の目標は100パーセントです。生徒が「100パーセントを取った…

マインドセットから

学校や先生が元気になるにはどうしたらよいだろう?そんな視点で本を読むようになってから、やってみようと思うことがぐっと増えました。後日書きますが、直近で読んだものだけでも、エレベーターピッチや評価スケールなど。 聞くことから始めよう!: やる気…

話すことで

再来週、校内研修で算数の「学びの個別化・協同化」の授業を先生方に観ていただきます。その打ち合わせを行なったときのこと。 「今までの授業研修で、子どもの主体性を引き出すために、導入や発問を工夫したり、ゲームなどで惹きつけたりすることを教わる度…

生徒指導

生徒指導主任として、先日、生徒指導協議会へ参加しました。そこで他の学校の先生から以下のようなお話がありました。 今年の校則の見直しは情報関係に特化して行なっているのですが、"知らない人とネットを通じて繋がらない"という校則について、子どもたち…

正しさより…

昔々、父から言われた言葉。 「正しさより、関係性。」 いくら正しいことを言ったって、関係性が薄いと響きにくい。まずは、関係性を大事にしよう。 一方で父は、こんなことも言っていました。 「誰が正しいかではく、何が正しいかで判断しなさい。」 関係性…

「学びの個別化・協同化」をスタートして④

テスト後、子どもたちは単元全体のふり返りをします。その際に行われていた会話を遠くから聞いていました。メモしたので転記。 「今回人に頼りすぎてたし、自分を甘やかしていたなー…。」 「人に頼らないと分からないところは無くせないから頼っていいんだよ…

「学びの個別化・協同化」をスタートして③

「学びの個別化・協同化」をスタートして① - マツケンの記録場 「学びの個別化・協同化」をスタートして② - マツケンの記録場 「学びの個別化・協同化」をスタートして2単元目。それまでよりも相互のやり取りが活発に。 その理由の1つには、「ちょっとここ…

「学びの個別化・協同化」をスタートして②

「学びの個別化・協同化」をスタートして① - マツケンの記録場 「学びの個別化・協同化」をスタートしてから、授業の回数で言うと8回目。全員がテストと面談を終えました。一斉授業の形式だと、今回の単元の場合、5回目の授業で内容を終え、6回目の授業でテ…

「学びの個別化・協同化」をスタートして①

今年も「学びの個別化・協同化」の算数の授業を本格的にスタートさせました。 教育の力 (講談社現代新書) 作者:苫野 一徳 講談社 Amazon 協同か協働か協調か - マツケンの記録場 苫野一徳は、「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」を提唱していま…

協同か協働か協調か

メモ代わりに。 学習の輪―学び合いの協同教育入門 作者:D.W.ジョンソン 二瓶社 Amazon 協同学習=Cooperative Learning は特定の教授法を示す用語として用いられていますが、Cooperation とCollaboration 、協同と協調、協働など、類似する用語が互換的にあ…

大切なことを、見落とさないように。

昨日の続き。「個別化された学び」について考える - マツケンの記録場 成果物や課題なども含めて、子どもたちが学習をコントロールできるレベルわや上げていけるように、改善が必要そう。 この点についてふと感じたのは…前提として、子どもたちがやりたいか…

新設しました。

長いことブログからも離れていました。あるプロジェクトに参加することを機に、少しずつアウトプットもしていこうと思います。 ということで、以前使っていたブログを開いたものの、ログインできず。時間が空き過ぎました。 過去のブログはこちら。マツケン…

「個別化された学び」について考える

苫野一徳の提唱する「学びの個別化・協同化(・プロジェクト化の融合)」を、初任の時より始めて4年目。理論を学び、オランダの学校等を視察し、そして実践して、毎年そのよさを感じています。 算数嫌い克服、平均点も上げた脱一斉授業の全貌 誰一人取り残さ…