マツケンの記録場

教育について

評価につながるは人間関係

昨日のジャーナルのテーマは、「最近感じたクラスメイトのよさは?」

ユーモアを交えながら、サポートしてくれた人への感謝の気持ちを書いていた人、クラスメイト全員分のよさを書いていた人。計3人分のジャーナルを今朝、紹介しました。笑いもあり、あたたかい空気に包まれました。

 

思い返せばこうした場をあたためる機会を疎かにしていたなと思います。

以前は恥ずかしげもなく子どもたちに、「好きだ!」と伝えていたし、くさいような話もしていたのですが…。

薄々感じていた以前と今の子どもたちとの関係性の違いに向き合わされたのでした。

 

でも、だからこそ、今からでも、改めて場をあたためる機会を繰り返しやっていきたいと思います。それはきっと文化になる。それは経験済み。

 

話は評価へと変わります。最近ずっと悩んでいること。評価はどうあればよいのか…。

昨日読んだ評価にまつわる本。

心にぐっときていた部分が、今朝の出来事とつながります。

 

まだ1章しか読んでいないのですが、その1章がすごい。タイトルは「信頼できるだけの人間関係を築いて学びをサポートする」

 

大事な関係性を築くと、生徒が目標を達成するために必要とされることや改善しなければいけない点について、最善となる対処法が分かるようになります。そうなると、効果的で一人ひとりのニーズに合った評価の開発が可能となります。

 

子ども全体、その人のバックグラウンドやアイデンティティなど、全体を考慮することが、評価のスタート。つまり、人間関係を築くことから始める。

 

評価については継続的に考えつつも、まずは関係性を築くことを大切にしていこうと思います。場をあたためるためにすることも、関係性を築くためには大事。もっともっと子どもたちのことを知る、聞く、つながる、知ってもらう、聞いてもらう。がんばろう!