年度はじめ、校長先生から教えていただいた本。
オススメされた、「こころもち」を再読。
こころもち
子どもは心もちに生きている。その心もちを汲んでくれる人、その心もちに触れてくれる人だけが、子どもにとって、有り難い人、うれしい人である。
子どもの心もちは、極めてかすかに、極めて短い。濃い心もち、久しい心もちは、誰でも見落とさない。かすかにして短き心もちを見落とさない人だけが、子どもと倶にいる人である。
心もちは心もちである。その原因、理由とは別のことである。ましてや、その結果とは切り離されることである。多くの人が、原因や理由をたずねて、子どもの今の心もちを共感してくれない。結果がどうなるかを問うて、今の、此の、心もちを諒察してくれない。殊に先生という人がそうだ。
その子の今の心もちにのみ、今のその子がある。
「こころもち」の次は「廊下」というタイトルの章なのですが、こちらもいい!
一部紹介。
お世話になる先生、お手数をかける先生、それは有り難い先生である。しかし有り難い先生よりも、もっとほしいのはうれしい先生である。そのうれしい先生はその時々の心もちに共感してくれる先生である。
ありのまま、受け止めてくれる人が側にいるといいですよね!
じゃあ、ありのままって?
子どもたちのことをどこまで知っているのだろう…?得意なこと、好きなこと、こだわり…
聞く、知ることから始めます。