マツケンの記録場

教育について

2023-01-01から1年間の記事一覧

生徒指導

生徒指導主任として、先日、生徒指導協議会へ参加しました。そこで他の学校の先生から以下のようなお話がありました。 今年の校則の見直しは情報関係に特化して行なっているのですが、"知らない人とネットを通じて繋がらない"という校則について、子どもたち…

正しさより…

昔々、父から言われた言葉。 「正しさより、関係性。」 いくら正しいことを言ったって、関係性が薄いと響きにくい。まずは、関係性を大事にしよう。 一方で父は、こんなことも言っていました。 「誰が正しいかではく、何が正しいかで判断しなさい。」 関係性…

「学びの個別化・協同化」をスタートして④

テスト後、子どもたちは単元全体のふり返りをします。その際に行われていた会話を遠くから聞いていました。メモしたので転記。 「今回人に頼りすぎてたし、自分を甘やかしていたなー…。」 「人に頼らないと分からないところは無くせないから頼っていいんだよ…

「学びの個別化・協同化」をスタートして③

「学びの個別化・協同化」をスタートして① - マツケンの記録場 「学びの個別化・協同化」をスタートして② - マツケンの記録場 「学びの個別化・協同化」をスタートして2単元目。それまでよりも相互のやり取りが活発に。 その理由の1つには、「ちょっとここ…

「学びの個別化・協同化」をスタートして②

「学びの個別化・協同化」をスタートして① - マツケンの記録場 「学びの個別化・協同化」をスタートしてから、授業の回数で言うと8回目。全員がテストと面談を終えました。一斉授業の形式だと、今回の単元の場合、5回目の授業で内容を終え、6回目の授業でテ…

「学びの個別化・協同化」をスタートして①

今年も「学びの個別化・協同化」の算数の授業を本格的にスタートさせました。 教育の力 (講談社現代新書) 作者:苫野 一徳 講談社 Amazon 協同か協働か協調か - マツケンの記録場 苫野一徳は、「学びの個別化・協同化・プロジェクト化の融合」を提唱していま…

協同か協働か協調か

メモ代わりに。 学習の輪―学び合いの協同教育入門 作者:D.W.ジョンソン 二瓶社 Amazon 協同学習=Cooperative Learning は特定の教授法を示す用語として用いられていますが、Cooperation とCollaboration 、協同と協調、協働など、類似する用語が互換的にあ…

大切なことを、見落とさないように。

昨日の続き。「個別化された学び」について考える - マツケンの記録場 成果物や課題なども含めて、子どもたちが学習をコントロールできるレベルわや上げていけるように、改善が必要そう。 この点についてふと感じたのは…前提として、子どもたちがやりたいか…

新設しました。

長いことブログからも離れていました。あるプロジェクトに参加することを機に、少しずつアウトプットもしていこうと思います。 ということで、以前使っていたブログを開いたものの、ログインできず。時間が空き過ぎました。 過去のブログはこちら。マツケン…

「個別化された学び」について考える

苫野一徳の提唱する「学びの個別化・協同化(・プロジェクト化の融合)」を、初任の時より始めて4年目。理論を学び、オランダの学校等を視察し、そして実践して、毎年そのよさを感じています。 算数嫌い克服、平均点も上げた脱一斉授業の全貌 誰一人取り残さ…